ワインに含まれている成分とは？
健康にも良いとされるワインにはエチルアルコールや糖類、有機酸類、フェノール類といった成分が含まれています。
酵母がブドウの糖分を発行することで造られるエチルアルコールはアルコールの度数を示すもので一般的な含有量は8％〜12％となっています。
フェノール類は赤い色素成分であるアントシアニンと渋み成分であるタンニンの総称で、動脈硬化やガンの予防に効果があるとされています。
特に赤ワインには多く含まれているため、適度な摂取は健康にも効果があると言われています。
ワインの芳醇な香りは有機酸とアルコールが結合してできたエステル化合物によるもので、発酵の条件や使用しているブドウの種類、成熟の度合い、酵母の株によっても生成される量が変わってきます。
また、発酵の度合いで甘口や辛口が決まり、発酵を途中でやめると甘みが残った甘口の葡萄酒に、完全に発酵させると辛口の葡萄酒に仕上ります。
ワインは醸造法や熟成の期間によって味わいだけでなく成分にも違いが出てきますから、美容や健康維持のために飲む場合は成分に注目して選んでみると良いでしょう。
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